見て見ぬフリをしていた扇風機。

　ドンドン　部屋の片隅に追いやってましたが

　　さすがに　ジャマになって

　　　　　ゆうべは　掃除をして　やっと押入れに。。。。

そして

出てくる　出てくる

　　押し入れから　なんじゃらかんじゃら。

　そのたびに手がとまる～。

またまた

仲良しだったシェリーとの　思い出の品になりますが・・・。

５年前に

カナダに帰るというシェリーが

　「日本語名の印鑑が欲しいので

　　　　　　私に　漢字の名前をつけてほしい・・・」　と言うので

　忙しい合い間に　いろいろ考えて

しかも　彼女との会話は

必ず英語　メールも英語なので　四苦八苦。

漢字の意味も　説明つきで。。。。

だいたい　彼女は

映画を観てきたよと　いうと　　レポート用紙２枚

　その映画の感想文を　１週間以内に書けといい

いきなり　仕事中の私に電話してきて

　これも　英会話のレッスンだと・・・

結構　スパルタな彼女でしたが

クリスマスには　必ず　美味しい料理をたくさん作ってきてくれるし

イギリスのファッジ（甘い甘いお菓子）が　日本では手に入らないと言うと

イギリス人のお母さんが　いつも作ってくれていたと

たくさん　ファッジ作ってきてくれた。

米子店に　よく来ていただいているお客さまは

彼女と店内で

　何度も　顔を合わせられたこと　ありましたよね～。

　　　食事にも　みんなで行ったし～。

先日の松江店でのファッションショーで　モデルをしてくれた

ジェニファーに　ちょっと似てる感じ。

 そんな娘のようなシェリーに

いろいろ　当て字のような名前を考え

　　そこで　彼女は

　　　　シェリー　　　　→　　　詩恵里

　５つくらいの候補の中から　この名前を選んだ。

そこで　何年間か　毎週日曜日の夜８時から２時間

　この店内で　マンツーマンのレッスンをしてくれていたので

　　（その割には　上達なし・・・）

では　

お世話になったお礼に　その印鑑をプレゼントしてあげることになり

米子の印鑑屋さんで　作ってもらおうと思ったけど　

それでは　面白みがないので　

若い子だから　東急ハンズで　

カワイイ模様のアクリル素材のを・・と思ったけど

記念にしては　チープな感じ。

そこで　関西では　阪急デパートや　

東京では　銀座松屋で個展をされている奈良の

「遊び印」の先生に　

恐る恐る　連絡をしてみた。。。

あの　映画監督のジョージ　ルーカスや　

画家のベルナール　ビュッフェ、　

林家一家など　有名人がこの印鑑作ってると聞き。。

ケチな私にしては　大奮発！

その時の　ファックスでのやり取り

　残していたので　それが　今回　押し入れからでてきた～！

私は　伝統的な　篆刻に近いものを求めていたけど

　先生のは　あくまでも　「遊び印」

しかも　シェリー　・ベル　という名前なので

　　ベルに　引っ掛けて

　　　　鈴の絵を　足してくれた。

　　　これまた　粋なはからい！

しっかり　営業もなさってる！？

そして

袱紗に包まれ　仰々しく　桐の箱に入って　（桐箱はサービスしてくださった）

送られてきた。

　　そして

　別口で　染付の器に入った朱肉も一緒に渡したら

　　とっても喜んでいた。　（のように見えたけど～？）

　最後のレッスンに

　　フレームに入れて　修了証書を　渡してくれた。

　　　　　　できが悪く　すぐ　授業よりプライベートな話に持っていき

　　　　　　　　盛り上がる生徒でありましたが・・・

右下の隅に　「詩恵里」の　押印。

これには　かなり　グッときた。。。

年の差　２０才以上で　生まれた国も　違うけど

好きなもの　好きな場所が　とってもよく似ていて

　下手な英語が　なぜだか（？）伝わるので

この子　テレパシーか何かで　理解してくれているんだろうか。。

　　と思うほど。

　　　　（英会話のレッスン　意味がない？？）

前世では　私たち

　　旅先で知り合い　お水を分けあった仲だと

　　　　　たまたま居合わせた鑑定される方に　言われたこともあったし～。

元気にしてるかなあ～。

カナダに帰っても

スカイプで　英会話　続けようと言ってくれてたけど

時差が　ネックで　実現不可能。

お互い好きな　バリ島に　一緒に行こうって言ったまま。

きっと　日本人お得意　口ばっかりのお愛想だと思われてるわ～。

キムタクのことだけは　最後まで理解してくれなかったなあ～。

ジャニーズは　みんな　体が小っちゃくて

　　　オンナの子みたいだと言っていた。

一緒に　パソコンで　イケメン探しもしたけれど。。。

彼女が　カナダに帰ってしまった後

２人のネイティヴな男の先生　紹介してくれたけど

ドタキャン続きで　ご縁なく。。。

今　思えば

　シェリーは　もっと気軽に押印できる

　　普通の印鑑欲しかったのでは？？

　　　　と　思ったりしながら

こんな程度の私に

　　よくもまあ　修了書をくれたもんだわ。

どなたか

　　テレパシーで　英会話が伝わる（？）

　　　　ネイティヴな先生　ご存知でしたら

　　　　　　　　ぜひぜひ　紹介してくださ～い！！

　現在　またちょっと　やる気になってますので～。

本日　ご来店のお客様で

　　この間の　目の前の小学校の運動会に直接行かれ

　　　組体操を　ご覧になって

　　　「やっぱり　私も感動して涙が出ました～」　と。

そう　そう！

　　　子供たちからパワーをもらいましたもん。。

　　お客さまのお子さんも　今の私には　孫のようなもの。。

　　　ボツボツ　私の同級生にも　孫ができてきたし

　　　　早い子は　４２歳の時に　おばあちゃんになったし。。。

そして　それから　その話の流れで

　　子育ての話になり

私も　わが身の反省すべき子育てを振り返り。。。

おとといの夜の　栗の渋皮煮と　大いにダブった。。

調理過程で　いろいろ難関あったんですが

まず　栗の鬼皮をむく時　渋皮に傷をつけると　

　あとあと　煮たときに　割れてしまう。。

最初が　肝心。

三つ子の魂　百まで～と　申しますが。。。

　自分のコピー化　ああ～恐ろしや！！　　　　

そして　何度も　何度も　栗の灰汁（アク）を出してやり　水にさらす　

　　　中学校の時の反抗期の灰汁。

　　慌てたけど　今から思えば　なあんてことないこと！！

　　まあ　成長過程だもんね。。

　　でも　あの時があったからこそ・・・・と　思う時もあり

　　　　　どちらかというと　今の私の灰汁の方が　たちワルイ～？？

弱火で　コトコト　煮詰めなければ　煮崩れる。

　　強火で煮ると

　　親の我を　押し付けてるようなもので

　　　根気強くなければ～。

栗が空気に触れると　栗が割れる原因になるので

何度も水を替えたり　栗をザルにあげているときに　

乾燥させてはいけないので　ラップで　常に包んでおく。

　　放任の子育ては　やっぱりダメダメで。。。

　　　関わりすぎても　自立心が育たず。。。

  　　　　　だけど　親は大きな愛で子供を守るもの～。

　　教えてほしい　そのさじ加減！！

私は　見事に　落第生でありますが

　　　う～ん　やっぱり　難しい子育て。

　　　　　もう一回　やり直ししたいほど。。。

昨日は　息子の誕生日でした。

プレゼントのお礼のメールは

　　　それでも（？）　届いたけど～。

　　　もうちょっと　相手にしてよ。。。と思うのは

　　　　　わたしが　年をとり　子供に戻ってきた証拠？？？

　　　子育ては　親育て。。。と　よく言いますが

　　　久々に　手間ひまかけた　栗の渋皮煮に

　　　たまたま　息子の誕生日も重なって

　　　悪戦苦闘した今までの子育てを

　　　　　　　　　思い出したのでありました～。