Monthly Archives: 11月 2009

オススメ シリーズ 《トラベル編 No.2》

前回に続いて 旅のオススメ

奈良2日目・・・。

朝起きて まよわず向かう先は 興福寺。

東京国立博物館 九州国立博物館とまわって、

阿修羅像は やっと この興福寺に。

この一般公開のあとは 

ガラスケース越しの拝観になってしまうとのこと。

やはり あれだけ話題になったし

八部衆のうちの一番イケメンと言われているなら 

何がなんでも拝観しなくては・・。

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待ち時間 90分とのことで 

見る見る間に 私の後ろには 長蛇の列。

思ったより早く50分後には 拝観でき、

小柄で細身の阿修羅さま。

今風に言えば 草食系というか ジャニーズ系。

端正なお顔で すーっと伸びた腕がとても美しかったし

私もあの細さなら ノースリーブ着れるのにと

うらやましかった・・・。

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《東大寺》

そのあと 

奈良の大仏さまの東大寺へ。

見渡すと鹿 鹿 鹿・・・・。

そして 修学旅行生の姿も多くなり ザ・観光地という感じ!

久々の大仏さま。

やはり寛大でいらっしゃるせいか 堂内撮影OK!

印相(仏像の手の形の意味)の右手は手のひらを正面に向けて「大丈夫、安心して!」

左手は手のひらを上に向け「救ってあげますよ」

勉強してきた甲斐があった・・・。

名物の柱のくぐりぬけも かわいい女学生達が賑やかに

次々とくぐっていき とても華やいで 微笑ましい・・・。

ああ 私もあんな時代があったな~。

そして売店には 「せんとくん」オンパレード。

最後に目指すは 若草山から 春日大社へ・・・・。

春日大社の奥は 春日原生林で やはり世界遺産。

ここのあたりでも やっぱり鹿が群れている・・・。

一体何頭いるのか・・

夜はどこで寝ているんだろう・・

とても鹿のことが気になって 気になって仕方がない。

大体 仏像にハマッて 仏像めぐりのはずなのに、

この時点で 春日大社の神の遣いといわれているこの「鹿」のことで

頭がいっぱいになっている自分に気づいてしまった。

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《鹿のおみくじ 500円也》

春日大社で 念願の「鹿のおみくじ」を購入し なんと大吉!!!

木製の鹿が おみくじをくわえているのでなんと愛らしい・・・・

最高の気分で旅を終えることができた・・・。

先月は 伊勢神宮に参拝し

今月は 奈良へ

そして来月は 京都へと 現在計画中。

日常からすこし離れて 旅は感動と発見の連続。

ガイドブックだけに頼らず、

とにかく 現地の人に話しかけてみる。

そうすると 思いがけない情報もゲットできるのでオススメ。

最近は、街歩きでなく 自然を求めてカメラを片手に歩く女性を

「森ガール」と呼んでいるらしい・・・

しかもナチュラル系のふんわりした服装で・・

お出かけ前には 

旅行に最適な素材やスタイルを オススメいたしますので

ぜひ ご来店くださいね!

♪なお クリスマス企画として いち早く リースが入荷してきました。

 今年のリースは ボジョレー・ヌーヴォーのごとく

 木枠に入っての登場で、プレゼントに最適!

 しかも リーズナブルなので 数個のご購入の方も多いと思いますので

 お早めのご来店を オススメいたします!

 












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松江市天神町136  TEL 0852-27-5720
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オススメ シリーズ 《トラベル編 No.1》

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こんにちは。

今日の「オススメ」は 商品からちょっと離れて

「旅」のオススメを・・・・。

もちろん 旅は お気に入りの服を着て出かけるのも

楽しみのひとつ・・。

旅行の度に 買い揃えて下さるお客さまもいらっしゃいますが、

この時点から 旅行が始まっているのでしょう。

くれぐれも 靴だけは 履きなれたものを!

さて 先日 紅葉の奈良に行って来ました。

京都が好きで 20歳そこそこの頃は

毎週 京都中のお寺と神社参りをしていた時期があり

今でも 一年に2~3回は行くほど・・・。

それに比べて奈良は なかなか足が向く機会がなくて

今度で4回目。

ふと思い立ち、

日程を決めてみると、

その時期は

奈良国立博物館の「正倉院展」の真っ最中。

そして

東京~九州と 話題だった興福寺の阿修羅像が

奈良に戻ったばかりの「阿修羅展」。

そのうえ、

10年間かけて平成の大修理と言われた唐招提寺は 落慶法要を終え

11月4日から 一般公開・・・ 私が行く日はその翌日!

TVでも 3時間にわたる記念番組もしていましたよね。

・・・・・と三拍子揃い、 こんなラッキーなことが重なることはめったいない!

ついてる~!と  いざ奈良へ! と出掛けていったのです。

もちろん お気に入りのカミシマチナミのコートに

io のストール、時間をかけてコーディネイトし、

やっぱりバッグは ジャマンピュエッシュで!!

行く前に 巷で言う「歴女」と呼ばれるには程遠いけど

奈良の歴史も 

「なんと(710年) 大きな(きれいな)平城京」と覚えたように

今さらながら おさらいし、

また仏像ブームで 本屋さんの店頭にはたくさんの仏像の本が山積み。

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《薬師寺 月光菩薩》

それはそれは 読んでいくうちに 

どんどんハマッていったのであります・・・・。

ファッションでもそうですが

「流行もの」には やはり興味と好奇心を持って・・・。

歴史的な建造物、美術工芸品は

シンメトリー  アシンメトリーのバランスやフォルム、色彩の美しさなど

観ていて とても勉強になります。

この2日間で 世界遺産を8箇所、 

国宝の仏像はざっと数えて 30体以上

古都には 数え切れないほど 国のお宝があふれているのですね。

《唐招提寺 金堂》

唐招提寺は天平の甍といわれる屋根や

見上げるような大きな千手観音菩薩像の美しさに大感動!

金堂の修理を終え 9年ぶりに しかもこれが2日前 やっと公開されたと思うと

なかなかその場を離れることができなくなり 仏教美術の美しさにホレボレ。

薬師寺では 薬師如来像 日光、月光菩薩像の三尊をはじめ

平山郁夫画伯の

玄奘三蔵(三蔵法師)の辿ったと言われる 大唐西域壁画に見とれ

ラピスラズリの石を砕いて天井一面に塗られた天井画に

蒼いシルクロードの夜空を思い浮かべ・・・。

これも 1年間だけの特別公開なので ラッキ~。

写経は 初体験だらけで

丁子を口に入れ清めたまま 40分近く毛筆で書き写したけど

2時間かけて丁寧に書かれる方もいらっしゃると聞き、

ああ 情けない・・・ わかっていたけど集中力不足。

でも 私は これから正倉院展にも行くから・・と自分に言い訳け。

書き終わると お香の上に写経をかざし 納経。

これが永遠に薬師寺に納められるので感慨深い・・・。

それなら もっと丁寧に書けばよかった・・・。

そのあと 修学旅行生に混じって 説法を聞かせていただき、

「欲」も病気のうち・・と耳の痛いお話・・・

ああ 違う違う 有難いお話を・・・。

そして

電車の中から見た だだっ広い野原なのに 感動する平城京跡。

悠久の都へと思いを馳せ (これも世界遺産)

そして いよいよ奈良国立博物館の正倉院展へ!

行列覚悟で行ったのですが、夕方からはチケットが安くなるし、

空いているのでオススメ。

今回の正倉院展は 天皇陛下ご即位20年で例年より3日間延長。

さすが 皇室ゆかりの古代の名宝がズラリ!

個人的には やはり布に興味があるので そこではやはり足が動かなくなり・・。

天平時代の いわば巻きスカート。

上品な茜色で 思わずため息・・・。

唐から渡って来たという 琵琶を入れる更紗柄の布カバー。

保管にさぞ気を遣われるだろうけど 古代色の色合いにうっとり。

そして 今回は特別に皇后様が関わられたという

養蚕に関するコーナー。 

宮内庁では 「小石丸」という繭が 歴代の皇后様によって受け継がれているそうで

正倉院の美術品の修復をはじめ、

宮中内のドレスや 着物を作られることもあるそうです。 

出来上がった美しい絹の白生地 天然染料で染め上がった絹糸が展示してあり、

どんな風合いなのか 手に取ってみたくなるほど・・・。

ああ 大満足!と 正倉院展を後にし

ホテルに戻りながら

一日中 仏像めぐりで 髪はもちろん 服もストールも

線香の香りが染み付いていることに気がつき、

これで 私の邪心が 清められたと錯覚し、

旅の一日目が 終わったのでした・・・・。












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