オススメ シリーズ 《トラベル編 No.4》

パッチリと目が覚め 京都2日目。

旅行をすると なぜ早起きになり

朝から なぜこんなにたくさん食べれるのだろう・・・・と毎回思う。

京料理の朝食を堪能し

ホテルのスーベニアコーナーに併設されているブティックで

たくさん買い込んでいるご婦人方を 興味深くウォッチングする。

接客もほとんどないまま おもしろいように次々と売れていくのをみていると

女性には 不景気など関係ないように思われる。

洋服を取り扱っているけど

実は 大の着物好き~。

母の着物好きの影響もあったのかもしれないが、

着物に縁があった頃は

京都で 草履や扇子 帯締めや根付けなど小物を買ったり

足袋を誂えたり

初詣に清水寺に着物でお参りしたり

挙句の果てには 舞妓さんが使う「花名刺」まで作ったりで

楽しんでいた頃があった。

18年前に前世を見てもらうと

江戸時代 染色作家だったと言われたこともあったりで

いつの世も「布」というものに携わっているのだなあと解釈。

では 私のこの旅行好きは どこからきたものなのか・・・。

やはり 旅行が大好きな両親のDNAとしか考えられない。

商売で忙しく働いていたけど 

頻繁に旅行にも行っていた両親を見て育った結果なのか

まったく同じことをしている・・・。

さて

昨日は かなり歩いたけど

日頃のウォーキングの成果がでて 元気ハツラツ!

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《世界遺産の糺の森》

午前中 一番に

世界遺産の糺(ただす)の森を くぐりぬけ

同じく 世界遺産の 下鴨神社にお参り。

一昨年に 参拝した時は たしか夏の真っ盛り。

糺の森をゆっくり散策しながら 道沿いに流れている小川に

素足になって ヒンヤリと足をつけて しばらく涼んでいたけど

今回は12月・・・・・。 しかも 冬の京都。 

とてもとてもそんな勇気はない。

土用の丑の日に 

この神社の「御手洗池(みたらいいけ)」の中に足をひたせば、

罪、けがれを祓い、疫病、安産にも効き目があるということ・・。

そして ここの神社のHPの中に

「巫女さん日記」という 巫女さんのブログがあるので ちょっと珍しい。

ここまで来たら 近くの同志社大学の 寒梅館の7Fにある

フレンチレストランでランチを・・・と思いつき

眺めのいいガラス張りの最上階に。

遠く 京都タワーまで見渡せ、東の山々も紅葉のグラデーションでとってもきれい。

ここは 学生や大学関係者以外の一般客もOK で 

女性客で席が埋まり、ゆったりとした時間が流れてて お洒落な空間。

そして そこから平安神宮近くの 「細見美術館」に~。

現在 江戸琳派、酒井抱一の

一番弟子の鈴木其一の日本画が展示中。

花鳥画が多いけど、 風雲児と言われていただけに

モダンで斬新な色使いや 画風に目を奪われてしまう・・・。

そして 展示室を何室かまわり、

最後になんと 春日大社の鹿をモデルにした彫刻が・・・・。

前回の奈良編のブログを読んでくださった方は

ご存知かと思いますが、

仏像が目的で勉強してから行ったつもりが

頭は 春日大社の鹿のことでいっぱいになって帰ってきてしまったという話・・・。

あれから 熱心に毎晩 奈良の鹿のことを検索して

鹿のことを ある程度語れるようになって(但し 奈良の鹿 限定)

ようやく落ち着いてきたところだったのに

また 私の前に現れた・・・。

ガラスケースに入り

金銅の彫刻で この鹿はとても立派な姿で雲の上に立っている。

もともと 春日大社の神さまは 鹿島の方から

雲に乗った鹿の背中に乗られておいでになったと言われている。

「神の使い」といわれているだけに

この彫刻は 鹿の背中に 榊(さかき)が立てられ

その榊の枝々に 阿弥陀如来などの仏様が丸い鏡に彫られて

まるで曼荼羅のよう・・。

「金銅春日鹿御正体(みしょうたい)」と作品名がついていて

重要文化財。

とても心に残るものとなった。

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その先は ミュージアムショップ。

あっちへウロウロ こっちへウロウロと

ひとり盛り上がる!盛り上がる~!

数々のミュージアムショップを見てきたけど

私のツボに ドンピシャリ!

欲しいものを全部買っていたら大変なこと。

帰る時間も迫っているので 泣く泣く3点に絞り レジへと進む・・。

まず 「鹿のクリップ」 

鹿つながりで これはご縁というもの・・・。絶対ゲット!

クリスマス時期には トナカイと言ってもごまかしがきく?

「ポチ袋」

ポチ袋は 長年にわたりコレクション歴あり。

この祇園祭の山車の山鉾の絵と 富士山の絵に キュン!ときてしまった・・・。

後日 あまりにも気にかかり このショップに電話を入れてみた。

大石浩司さんという西陣織の帯の図案染色作家さんの作品とのこと。

アートなグラフィックの世界でも 一目置かれている方らしい。

ああ これで納得。

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「竹炭の マドラー」

な~んてことないけど この木箱と 麻布が巻いてある部分に一目ぼれ。

バラ売りもあったけど この木箱に入って並べてあるからこそ欲しくなる。

これで掻き回せば お水も美味しくなり アルコールもマイルドに・・。

靴に入れれば消臭効果もあるという 竹炭パワー!

そう、

な~んてことないものを買って 幸せな気分になれる。

それが 日々の幸せにつながる。

これも大切なこと。

この美術館 この展示が終われば

「国立能楽堂コレクション」 「オールドノリタケ」と続く予定。

好きな分野なので 日帰りでも観に行きた~い。

お隣の京都国立近代美術館など 大きな美術館もいいけど

こういうこじんまりとした美術館は 空き時間にぶらっと立ち寄れてオススメ。

他にも「楽美術館」「橋本関雪記念館」「野村美術館」

わが郷土出身の「河井寛次郎記念館」など。

京都駅の伊勢丹デパート内にある「えき kyoto 」などは

とても気軽に覗くことができます。

知恩院~八坂神社~祇園と 街中まで戻ってくると

車窓から見るだけでも道行く人の多さに疲れてしまいそう。

京都南座前の人だかりは

顔見世興行が始まったので ご贔屓筋の方々?

これも 京都の風物詩なのでしょう・・・。

さあ 自分へのご褒美の旅も終わり

パワーアップもしたし

今朝のホテルでの買いっぷりのいい女性客を思い出し

明日から また商売っ気たっぷりで(?)頑張らなくっちゃ!と

お客さまの顔が 次々と浮かんできた・・・。












ポートベロー 松江店
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