またまた京都の旅どすえ~。  Vol .2

招待券で泊まった ハイアットリージェンシーホテル。

とってもいい気分で2日目の朝 目覚め、

また ヒョイと 窓の外を覗き込む。。。。。

わあ すこぶる快晴~!

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(部屋から 長蛇の列が見える。 3時間待ち。連休は もっと長くなる???)

それに やっぱり今朝も 京都国立博物館には かなりの人が並んでる~。

しかも 昨日よりスゴイかも!

朝食を済ませ

ハイアットリージェンシー京都から 歩いて1分もかからない 三十三間堂へと向かう。。。。

手ブラで 楽ちん 楽ちん!

18歳の頃 初めてこの三十三間堂を拝観した時には

何を見て 何を感じたんだろう・・・。

そのあとも 拝観する機会はあったけど

昨年から 仏像に興味を持ち、いろいろと本を読んでいくうちに

これは また行かなくては・・・と 機会を狙っていたところ。

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(堂内撮影禁止なので 仏像の画像をご紹介できないのが 残念!)

三十三間堂は ざっ~と説明すると

後白河上皇の勅命により 平清盛が創建し 総檜造りで 120メートルもある長~いお堂。

正面の柱間が 33あり

その中央には

運慶の長男 湛慶(たんけい)によって造られた 大きな 「十一面千手千眼観世音」(国宝)。

その左右に500体ずつ 1000体もの千手観音像。(重文)

この合計 1001体が ご本尊となっていて 毎回拝観するたびに このスケールに感動する。

両脇に 風神 雷神像(国宝)が安置され 

最前列にはインドが起源とされる神々 28体が この千手観音を守るという形で置かれている。

仏像にご興味のない方でも きっと感激すること 間違いなし!

今回は 千手観音像の、 

手先に持っている道具から 頭のてっぺんの11面の顔まで じっくり観て回り

風神像の 足元の雲座や 抱えている雲の袋など マジマジと眺め

最前列の 阿修羅像などの目にはめ込んであるという水晶やら 

見所ポイントが違ってきたので いつも以上に楽しめたのであります。。。。

そして ホテルに戻り  スーベニールショップへ。

とっても センスの良いクラフトが おしゃれに並んでいて

わたしの購買欲をそそり 欲しいものだらけ・・・。

風鈴、 ペーパーウェイト、 ガラス皿、 錫でできたお香立て など

ほんと 欲しくて困るわ~と思いながら  

価格を見ると わあ~ エクスペンシブ~! 

諦めついた・・・。

今日のお昼は このホテルのトラットリアで 

チェックイン直後 予約していたので そのまま向かう・・・。

五条坂の「半兵衛麩」で 昼食をと思っていたけど、

ゆっくりと過ごすことに決め 

また このホテルのイタリアンは 美味しいとの情報キャッチしたので

楽しみにしていた・・・・。

宿泊客のリザーブなので (とは言っても 無料宿泊券利用者だけど~)

きっと ロケーションのいい席をとってあるかなあ~?と期待して入ると

やっぱり そうだった!

一番 奥の席! 

いいの~? この席占領して~。

ガラス越しに階下の庭が見え おしゃれな空間。

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コースメニューの中の ペンネを ニョッキに変更できますか?と聞くと

「1000円追加になりますけど それでもよろしければ・・・・」と返事か返ってきた。

1000円も追加すれば いっちょ前のランチ一人分ではないか~と思いつつ

エイッと 思い切り 「では お願いいたします」と・・・・・・。

普段 仕事中には いい加減な昼食をとっているので 今日くらい贅沢してもまあいっか!

そして 結果として 

ゴルゴンゾーラをはじめ4種のチーズに絡ませた、この「ニョッキ」

まことに 美味しかったのであります・・・。

めでたし めでたし!

部屋へと戻り 

チェックアウトの2時近くまで またまたゴロ~ン!

ほんと 日頃の疲れが吹っ飛び リフレッシュ度 100%!

ここで タイムアップで 無料宿泊も これでフィナーレ!

チェックアウト後

五条坂までブラブラしながら

『河井寛次郎記念館』へ。

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大正時代から昭和にかけ

柳宗悦 濱田庄司とともに

日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に

「用の美」を見出す・・という民芸運動の中心となった

この山陰の安来市出身のヒーローなのであります。

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 (初期の頃の作品)

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(デッサン画そのものも 河井寛次郎風。)

足立美術館  大原美術館の中にもコーナーがありますよね。

河井寛次郎は

いつも感動する心を失わず

ありとあらゆる物や事がらに感動し

美しいもの 素晴しいものを大切にした陶芸家であり

この記念館は 工房と自宅だったところ。

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(自宅奥にある 登り窯。この窯から たくさんの作品たちが。。。。)

設計から内装 家具 調度品に至るまで 自分で考案されたそうで

この記念館自体そのものが 作品という印象。。。。。

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(中庭に咲いていた フジの花)

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(このアイアンでできた行灯 欲しかった~)

居心地のいい空間で

窓際のイスに座って日向ぼっこしたいような気分。

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(このネコちゃん こちらで飼われているのか 私を迎えいれてくれ 声をかけると ゴロニャンと擦り寄って すぐお腹を見せる・・。 私が同じく 島根県の出身であることを嗅ぎ分けたのか・・・?)

以前 このブログに載せた 出雲の5色天神が飾られていたり

出雲大社のお神札が飾られていたりと

ところどころに島根出身という足跡が見られ….。

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(その中に楽しみ在り・・・・・ 

生活の中にも どこにも そこにも 楽しみは溢れかえっているんですよ~という意味だと思うけど

ほんと 自分の周り見渡せば たくさん楽しみ潜んでます! )

受付に座っておられた学芸員の方に

いろいろと質問すると とてもわかり易く 丁寧に答えてくださり

河井寛次郎という人物像や 作品等が また身近に感じ・・・・。

記念館を後にし、

五条坂を下る・・・。

夏には ここにぎっしりと 陶器の市が立ち 

昨年も ウロウロしたっけ・・と 思い出しながら

行くはずだった『半兵衛麩』を横目で見ながら 通過・・。

五条大橋を渡り 「市比賣 (いちひめ)神社」へ。

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思ったより こじんまりとした神社で

マンションの1階を利用した造りで ちょっと不思議・・・・。

もともと七条にあったらしいけど

豊臣秀吉により 今の場所に移されたらしい・・。

本殿は神社建築としては大変珍しく、北向きに建てられていて、

これは皇室守護の神社であることからだということ。

ご祭神は すべて女性の神様。

女性の守り神とされ 

歴代皇后の御崇敬もあつく 現在も「皇后陛下勅願所」なのです。

平安時代には 境内が平安京唯一の直営市場だったということもあり 

商いの祖神とされてもいる。

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(おみくじ買いたかったけど 宮司さん 巫女さんたちは 神楽の練習なさっていたので 声をかけるの遠慮して・・・・ 写真パチリ。)

奥に入ると 「天の真名井の水」が湧き出て 

それを飲みながら 願いをかけると 叶うという・・・・。

ある願いを込めて

思いっきり ゴクゴクと がぶ飲み!!!!!

よーし!

コレで またひとつ パワ~アップ!

こうして 

今回も 京都ブラブラの旅、

 

混雑を避け、無事終了・・・・・

米子に帰り 平常通りの営業中、

明日5月1日から 京都旅行に出かける人 2組。

「どこに行っても きっと混んでるよ~!」と 

いらぬ忠告をして 優越感に浸る私・・・。

こんな私に

神のご加護、果たしてあるのかどうか・・・?












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