北アルプスの画像いっぱい!(2日目)

 

岐阜〜長野の山歩きの旅。

いよいよ 本日が本番。

 

ゆうべは ホテルのテレビが 映らなくなった

山奥あるある。

 

温泉町全体 共同のアンテナだそうで

時々 こういうことあるらしい。。。。

 

お陰で 昨夜はな〜んにもすることないから

いつもより早寝して

今朝は 二度寝 三度寝 繰り返して

しびれを切らして 窓の外をのぞいたら

昨日見えなかった 大きな山が目の前に。

 

早く行かなくっちゃと支度をし

8時過ぎのバスに 間に合った。

 

アルプス街道のバスターミナル。

マイカー規制のため

タクシーかバスでの移動しかできないので

何カ所も バスターミナルがあるんです。

 

ネット検索で 

いいとこ み〜つけた!と

ここを拠点にしてて ウロチョロすることに決定したのは

4月頃。。。。

 

一人で登れる山 そして 初心者向き・・と

いろいろ探した結果

それが 乗鞍岳でした。

 

標高 3026メートル。

 

23の峰と 7つの湖 と 8つの平原を持つ

乗鞍岳。

 

その中の最高峰が 「剣ヶ峰」。

 

30代半ばに登った

富士山以来の 3000メートル級の高い山に

挑むわけですが 

 

ここは 2702メートルに

畳平バスターミナルがあり 

上げ底式(?)の 登山ができるので

きっと楽ちんかも〜? と 睨んだ。。。

 

今回の登山にあたっては

バスターミナルの標高でも

空気が薄くなっているので 高山病を心配し

しっかりと 身元を証明するものや

緊急連絡先他  いろいろとリュックに入れ

(当たり前のことなのですが) 

 この私にしては 慎重に臨みました。

 

 

宿泊のこの場所まで来るのに

米子から 何度も乗り継ぎ 約9時間。

 

ここからさらに また1時間。

乗鞍岳に向かってバスに乗ります。

 

山に登るのは タダなんだけど

山岳地では バス代が結構高いんで

これまた大変。

 

バスは 高地に向かってのぼっていくので

バッテリーが上がりやすいため

冷房はつけず 窓を開けてくださいとのこと。

 

 

バスターミナルのスタッフのおじさんが

昨日は 乗鞍岳は 雨が降ったけど

今日は 「乗鞍日和」 と 太鼓判を押してくださり

 

 

 

乗鞍スカイラインを

クネクネと 雲の中を走って行きます。 

 

雲がかかってしまうと

こんな感じ。

 

そして

標高 2700メートルの

バスターミナルに 到着!

 

 

この地点ですでに 大山より

1000メートルも高い場所なのです。

 

 

真っ先に 乗鞍本宮神社に

入山させていただきますと ご挨拶。

 

 

 

アマテラス様をはじめ 

山 水 木 などの神様が祀られているそうです。

 

早速 この看板。。。

クマ鈴はつけてきたけど

昨日は2頭

今日は すでに3頭の目撃報告があったようで

こわい〜〜。

 

みなさん 覚えていらっしゃるかな?

10年くらい前に

このバスターミナルに ツキノワグマが突進してきて

かなりの被害者が出たという事件を。。。

 

しかも

バスターミナルの正面の

この魔王岳から 下りてきたという。。。。

 

 

動物たちの住んでいる縄張りに

人間が分け入って行くわけですから

心して 山に入らねばと気を引き締め直し、

 

そして 10時に登山スタート!

 

 

あらゆる場所に 雪渓が残ってます。

 

地元の大山も大好きだけど

とにかく 「山」が違う!

 

迫力あって ゾクゾクっとしてきます。

 

これは 不動岳。

 

 

 

私が登る予定の 

3026メートルの 剣ヶ峰はいずこに〜?

 

頭に 山の配置は描いてきたものの

あまりにも スケールがデカすぎる。

 

ネット検索や ガイドマップで

調べ上げても 

やはり現地の生の声が一番!

各バスターミナルのスタッフさんの

山情報は とてもカルチャーショックでした。

 

何においても 机上での検索三昧で 

頭でっかちになっては いけませんね。

 

バスターミナルから

どんどん離れていくと。。。。

 

ほどなく 高山植物 オンパレード!

 

・コイワカガミ

 

・コマクサ

 

・ハクサンイチゲ

 

右手に 「お花畑」と呼ばれている木道で

 一周30分くらいらしいので 

下山してから一周しようと後まわし。

 

さっき バスターミナルで

この3日間は 高山植物を

専門の方が説明して下さる

無料の30分のツアーが 随時行われているそうで

それも あとで 参加してみようかな。

 

クロユリなども群生しているそうなので

楽しみにして まずは 頂上に向かって登っていく。。。

 

左手に 富士見岳。

きっと 富士山が見えるのだろう〜。

これも 余力があったら あとで登ろう。

 

 

 

不消ヶ池(きえずがいけ)

 

 

南極の氷山のように 

水が浸かっている部分が青く 

ここは みなさんの撮影ポイント1

 

そして先へ先へと進んでいくうちに 雲の中。

 

ちょっと寒い。。。。

 

 

急に 2700メートルにバスで上がってきたから

高山病にもなりやすいので

水を頻繁にのんで 休憩をたくさんとって

 慣れるまで ゆっくりと歩こう〜。

 

そういえば 中1になったばかりの息子を連れて

富士山に登ったとき

高山病になって 頭が痛いと言っていた。

これは 高度を落とすと すーっと治る。

 

当時 また いつか登ろうねと言って誘ったけど

「もう二度と登らない」 らしい。。。。

 

 

遠くをみると

残雪の中で スキーをしている人たちを

見つけた。

 

 

 

そして 目の前に やっと現れた!

 

左の峰が

「剣ヶ峰」 3026メートル。

 

あの頂上は 

今日は 9℃とのこと。

 

 

 あっという間に 雲が流れてきて

 姿が見えなくなる。

 

しかし この姿を目にして

俄然 やる気満々!

 

少し先の 「肩の小屋」についたとき

自分自身にファイナルアンサーしよう。

当たり前のことだけど

いつになく慎重。。。。。

 

 

いったい みなさん

どんな風に登っているんだろうと

デジカメでズームアップ。

 

 

肩の小屋まで来て

ハイキングとして

ここから 引き返す人も多く

 

 

ここで 一旦休憩をとり 

体調に違和感が全くないので 先に進むことにした。

 

 

しかし ここからが修行の連続。。。

 

画像では わかりづらいけど

傾斜がすごい 足場が悪いのなんのって。。。

 

途中  さっきのスキーの方が

楽しいかも〜と思い直したりもした。

 

 

 石が多いので ストックで むしろ転びやすくなると

バスターミナルのベテランのスタッフさんが

おっしゃってたので

2本用意していたけど

1本 ホテルに置いてきて正解だった。

 

 

 

 

振り返ると

肩の小屋。

 

その隣の赤い屋根は

東大の 宇宙線研究所。

 

 

 

昨日は 雨が降ってたらしいけど

まったく滑るようなことはなく安心だった。

 

しかし

高山病らしき人が

何人か 途中で下山されてきて

すれ違う度に

「(自分のようにならないよう)気をつけなさいよ〜」と 

 声がけしていらっしゃる。

 

 

やっと頂上の 鳥居が見えてきた。

あと もう少しというところで

 

 

 売店が建っていた。

 

 

頂上売店 と 看板があったので

頂上はすぐそこと思ったのに

まだまだ登る。

ガックリ。。。。

 

振り返ると 売店あんなに下。

売店からの

胸突き八丁を 這い上がる。

 

そういえば 富士山も 最後の最後は

這うようにして登った。

 

 

そして 本当の頂上直前で

頂上ラッシュ!

まったく先に進まないけど

 

頂上から 「ヤッホー」の声が

次々と聞こえてくる〜。

 

最近の富士山も ラッシュで前に進まないことも

あるらしいし

エベレストも ノースコルから 頂上までが

アタックラッシュで数珠つなぎとのこと。

酸素ボンベが 足りなくなる〜!?

 

 

松本市の中学校の遠足で

 2年生の男子たちが

 入れ替わりで

「ヤッホー!」とか 友達の名前を叫んだりして

多感な中2のお年頃だけど

みんな することなすこと

かわいい男の子達だった。

 

 

意外だったのは

この頂上の

本宮神社奥宮で

神職さんもいらっしゃったんですが

(私が滞在している間) 

たくさんの方が 登頂されたけど

手を合わせる人が いらっしゃらなかった〜。

 


 

 

でも これを持って 記念撮影する人は

 多かった〜!

 

 

 

3026メートル。

富士山は さらに 約700メートルも高い。

 

 感動に浸るというより

 寒くてたまらないので

 5分もいただろうか。。。

 

どんどん下山。

 

 

権現池  登るときは

必死だったので ほぼ目に入らず。。。

 

下山するときに 左手に見える。

 

 

蚕玉岳 朝日岳を縦走し

そのあと 下山ラッシュ。

 


 

お花畑も一周し

富士見岳も 登ろうかなんて思っていたくせに・・・・

 

下りてきたら 

一仕事終えた気分になり

さっさと通過してしまい 

そして 13時50分のバスに間に合ったので

飛び乗る。

 

 

 

足が ガクガク。。。。

膝が 大笑いしている。。。

 

しかし これから ホテルに戻ってもなあ〜

 

ホテルの温泉に入ってゆっくりするのもいいけど

この私のことですから

それができない。。。。。。

 

疲れたこの私を癒やしてくれるのは

甘い甘いスイーツと

あの場所だ! と思いつく。

 

一人旅が好きなのは

こういうところ。

思いのまま行動できる これがサイコー!

 

1時間乗ったバスを降りて

違うバスに乗り継ぎ

途中 こんな風景も見ることができ

気分が 高まってくる。。。

 

 

そして

 

1年ぶりの大正池!

 はあ〜 やっぱりステキ!

 

 

こんなに早く登山を終えれるとは

思ってもみなかったし

 

明日行けたら 帰りのバスまでに・・・くらいしか

思っていなかったので

ホント 得した気分。

 

 

1年前も 梓川の右岸 左岸を

ずーーーーと歩き続けた。

 

勝手に(?) トムにも出会ったけど

今年は 見つからないなあ〜?

 

 

息子は 先月ここに来たとき

気の毒なほど 大雨だった。

ぜひ リベンジを!

 

 

美しい穂高連峰。

 

手を浸けてみると

梓川 ひゃあ〜

  やっぱり冷たい!

 

 

 

河童橋も見えてきた。

この場所が THE・上高地!!!

 

 

 

 活火山の 焼岳(やけだけ)

 

 噴煙が見えるとのことだけど

 去年も 今年も 確認できず。。。

 

 

今朝 ホテルの朝食の時に

ご年配のご夫婦とお話ししたとき

この焼岳に登られた時 クマが出てきたと

おっしゃってた。

 

昨日は 燕岳(つばくろだけ)に登ってこられたとのこと。

 

米子店のお客さまも 昨年登られたばかり。

なんともカッコイイ山で

いつか登ってみたいけど

山小屋に泊まらなければならないので

絶対 ムリ〜。

 

山小屋をクリアできるようになれば

もっと高い山に登れるのになあ。

その時は 登山ツアーか何かな。

 

 

豚足 梓川に入ります〜。

 やっぱり 3秒が限度!

  雪解け水 冷たすぎ〜。

 

 

 

そして 橋のたもとの

GOSENJAKUホテルで

夕ご飯を食べようと入ったら。。。。

 

宿泊客以外だと

もうこの時間は 終了のこと。

 

 

では 梓川を眺めながら

ケーキセット。

 

 

松本民芸家具で 落ち着いた店内。

 

 

 

 

 

 

ホテルを出て

少しでも この目に焼き付けておこうと

橋の上を 行ったり来たり。

 

 

本当に 癒やしの場所 上高地。

「神降地」のキャッチフレーズ 納得できる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山のお店の閉店は早く

15時から16時には閉まってしまうので

 

この時間は みんなが慌てて帰る頃。

 

 

 

ここから 河童橋に向かっての

ライブカメラは これ!

 

私は 大変お世話になっているのです。

 

昨年の旅行の時も 

また 今年も。

そして まったく関係ない時期にも

ふと思い出したとき

ブックマークしているので 

クリックして  ほわ〜んとした気分で眺めている。

 

穂高連峰もすべて映り込みます。

 

そして

18時が最終のバスと聞いていたので

もう1便早いバスで 

ホテルまで帰って来たのでありました。

 

昨年は 川上は 明神池までで

Uターンしたけど 

今度来るときは もっと奥まで 

槍ヶ岳の姿を

チラ見できる場所まで行ってみたい。

 

 

今夜は ホテルのTVが映り

ほわ〜んとしながら

家から持ってきた マッサージオイルで

脚をケアしております。

 

荷物もまとめて

登山用具や お土産で

ダンボール2箱を 米子に向けて発送。

 

プラス スーツケースは 明日持って歩くのですが

夕方に着く名古屋のデパ地下

テンション上げないよう 気をつけたいと思います〜。

 

明日は 見納めの北アルプス。

名古屋に帰るまでに 

ちょっと 眺めてこようかな。

 

松江店は

今日 明日は 天神祭でビアガーデン!

 

ハワイまで行かなくても 

ガーリックシュリンプ 食べれますよ〜。

 

ぜひ お参り帰りにお立ち寄りくださいね〜。

 

 

 












ポートベロー 松江店
OPEN 11:00 CLOSE 19:00 
松江市天神町136  TEL 0852-27-5720
[定休日 水曜日]

ポートベロー 米子店
OPEN 11:00 CLOSE 19:00 
米子市立町4-105-11  TEL 0859-31-2573
[不定休]

e-mail: dejavu@titan.ocn.ne.jp [松江店]
web HP: http://www.portbelow.com/