京都 アート編どすえ~。


 

休み明けの昨日は
とっても忙しく過ぎていきました。

 

大勢のお客さまに来ていただき
疲れた~!
なんて 言ってはいられません!

もちろん ジムにも行って来ましたよ!
 
我ながら タフだわ。。。

京都には 何度も車で出かけたことはありましたが
ナビが嫌いなため
自分の頭の中の地図と カンを頼りに
一方通行が多い京都の路地の中に入り
グルグルしていると
あっ ここだったんだ~と 
行きたかったお店を 随分と見つけることもできました。


前回の京都ブログに続きますが

鞍馬の山に別れを告げ
ドンドン 南に下り 出町柳あたりまで街中に戻ってくると 
今度は 西へ西へと車を走らせて。。。


タイムリミットが近づいて 閉館時間の迫る
堂本印象美術館」を目指し 
ほぼ 迷うことなく 4時半 ギリギリに到着!


エントランスの柱は 象の足のよう。。
ちょっと 岡本太郎さん を思い出させるかのようなデザインで
日本画の美術館らしくないところに魅かれての 今回の来館。。。
ちょっと ミロ風な感じ!
これも堂本印象さんの作品です。
玄関のガラス戸。

立命館大学の真ん前で
周りの道路は 学生さんで溢れかえっていました。



堂本印象」は 日本画の大家であるのは
みなさん ご存知かと思いますが
この美術館は 堂本印象自身が 
外装 内装 装飾にい至るまで デザインされた美術館です。

初めて 作品を直接見たのは 20代の頃だったけど
数年前 京都の本を見ているうちに
この外観と あの日本画のギャップに驚かされ
一度行ってみたいと思いながら
何年か経ってしまっていました。


現在 府立の美術館であり
かなり古びてはいましたが 作品はもちろんのこと
内装が 「ハイカラ」 という言葉がぴったりで
私の大好きなレトロモダン。

ドアのノブだとか  廊下や階段のライト  窓の柵など
欲しいものいっぱい。

ゆうべ泊まった 会員制ホテルのエクシブ XIV 八瀬離宮 でも
このスタンドライト 欲しくてたまらなかった。。。
ライトの足は アフリカの家具で 見かけることがあり
アフリカンアート といえるもの。
 
 
この美術館で一番観たかったこの扉
欲しかったなあ~!!
こんな感じで 鈍いマットなゴールドが  とっても素敵だった。。




そして 堂本印象の作品で
まったく想像できなかった色の相性というものを垣間見て
これを ぜひ お客様に服をオススメする時に
これらの組み合わせで
コーディネイトすれば きっと喜んでいただけるだろうと 
カラーコーディネイトの勉強にもなりました。

やはり どんな世界でも いいものやホンモノを見て歩くのは 大切なこと。


館内の ビデオで 
堂本印象の作品の変化を じっくりと眺めていると
こんなにも 画風が変わる人も 珍しいなと。。。
ああ でも ピカソもそうでしたね。。。。。


龍村美術織物で  西陣織りの図案作成の仕事をしていたのをやめられて
美術学校に入り直され
その後 京都では 
西芳寺 (苔寺) 、 知恩院、 東寺、 大徳寺、 智積院 東福寺
高野山の金剛峰寺 や 浅草の浅草寺 など
襖絵や 柱 天井画など 手がけるほどの巨匠になられ。。。

                                         (観世音)


仏画などを描かれた時期もあれば 
このように ミロやマチスっぽい 抽象画も。。。

                                          (無間知覚)


 

 

 

 

                                          (法然上人)

 

画風の移り変わりを
とても興味深く 眺めていると。。。


「すみません 閉館時間です。。。」との声が。


帰り際に 守衛の方に
「訪ねてきてよかったです!」と 話しかけたら
ここが建った当時の話とか教えてくださり
外観の写真を写そうとすると
わざわざ 門扉を閉じて いいアングルになるように配慮してくださったり。。。

 

 

この門扉も 雨風にさらされて ゴールドが 色あせているけど オープン当初は 

キラキラと輝いて 田んぼだらけのこの周辺で かなり目立った建物だったとか。。。






あと 「唐長」の 京唐紙ですが
四条烏丸のお店は 気軽にポチ袋などが買えるショップで お気軽ですが

 ちと物足りず。。

 

(お店のビルごと 唐長の雲の模様でギッシリ)

 

(シンプルな外装に コスモスか かわいらしく映えてました)



やはり 11代目のギャラリーの三条の方が ずっと ずっと見応えあり!
その他の2店舗は 必ず予約をしなければ見ることができません。



三条のギャラリーでは 

襖も実際 何枚かあって 値段を聞くと 襖紙1枚 最低 42000円から。

襖が 10枚あるし 天袋が6枚なので とても買えやしない。。。

風炉先屏風も 素敵な柄があって それも 30~40万円の世界。。。

しっかり目に焼き付けて 
屏風や 茶室のにじり口などの紙の使い方など、とても参考になりました。

千家十職には入っていないけど 
聞けば 桂離宮などには ここの唐紙が 使われているとか。。。


グランドピアノにも 唐長の図案柄がプリントされ
アンティークのルネラリックのガラスもさりげなく。。。

天井から 壁から どこもかしこも 唐長プリントだったけど 決してしつこくない。。



もちろん 写真撮影禁止なので お見せしたいところだけど残念!

毎日夕方から 当主がおいでになるそうで 「ぜひ」といわれたけど
お会いしてみたいけど お会いしたからには きっと欲しくなる。。。
だけど買えないこの辛さ。。。


1枚500円の ハガキの大きさのを3枚買って 自分を慰める。。。
右側ののデザインが 一番のお気に入りです。





これを 漆塗りのフレームに入れて
和室に飾るのだ~。

もちろん フレームも家から持ってきて  1枚1枚あてながら
いろいろ悩んで選んだ3枚です。

漆喰の壁に ピッタンコ ~!!!

 



服もそうです!

「この間 買ったスカートに このニットを合わせたいんだけど~ 」 とか
よくお客様がおっしゃいますが
ご遠慮なく お持ちくださいね。

もちろん 他のお店でお買い上げになった商品でも構いません。


やはり 頭の中の想像では ビタッとなることは難しく
色だけでなく 素材でも やはり相性というものがあって 
直接 あわせて見るのが一番!!



というわけで
遊びに行っているようで 実は勉強も兼ねている。。。と
かなり無理のある言い訳をしながら(?)
今回も 濃くて みっちり詰まった京都の旅でありました。

さて 来月はいずこに~???



ああ そうでした。
今回の 京都の美味しいもの 買いまくり & 食べまくり のブログも
落ち着いたら またアップするかも・・・・ です!




















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