13時間 飛んでイスタンブ~ル  ♪♪♪

今朝 お店のオープンと同時に

 「これから 行って来ま~す! あと よろしく!」 と 

  成田空港から 松江店 オーナーより電話が入った。

トルコのイスタンブールに キリムの買い付けで

11日後の2月1日に 帰国予定。

今回の出張は ロンドンとミラノにも立ち寄るそうで、

楽天ショップのブログにて 公開予定ですので ぜひお楽しみに~!

      ↓

http://shop.plaza.rakuten.co.jp/portbelow/  

ブログサイト「オーナーのつぶやき」

さてさて。。。。。

いったいトルコってどんな国???

そういう方のために

 少しだけトルコ情報を!

トルコは イスラム圏で 

特にイスタンブールは ローマから 長安まで(奈良の正倉院という説も)

のシルクロードの中継点でもあり

オリエント急行で アガサ・クリスティが 辿り着いた東の果て。

東西文化が入り混じって コーランが街中に響き渡り

とても魅力のあるエキゾチックな街。

私が今までに訪れた国々の中で イスラム圏ということもあり

異国情緒たっぷりで ダントツ1位で 印象に残った国。

街の風景や 食べ物など たくさん写真を撮ったのに

プリントアウト後 削除してしまったので

今回は イスタンブールで買った思い出の品をピックアップしましたので

そこからトルコという国のイメージを膨らませてみてください!

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『ど~んなに重くて大きいバケツだって 平気で抱えて持って帰ります!』

トルコ発祥のものは 数知れず・・・。

チューリップは オランダではなく このトルコ。

ヨーグルトもブルガリアでなく トルコであり

ピザもイタリアのものではなく 小麦、楽器のシンバル、

おまけに サンタクロースも このトルコで生まれたとのこと・・・・。

ボスフォラス海峡をはさんで

街全体が世界遺産に指定されているヨーロッパ側の旧市街と

アジア側の新市街に分れていて 街のいたるところにモスク・・・。

旧市街は 観光客以外ではほとんど女性の歩いている姿を見かけることなく

私が行った時は トルコ大地震のあとだったので

日本人観光客にもまったくと言っていいほど 出会うこともなく異国情緒を満喫!!!

着いた日には 早速オーナーと2人でキリムの仕入れ。

天井の高さギリギリまで積んであるアンティークやオールドキリムの山があちらこちらに。

1枚 1枚 広げてもらい 気の遠くなるような数の中から選んでいくという作業なのです。

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『初トルコ 初仕入れの記念に ギリシャに近いシャルキョイ産のオールドキリムを購入』

キリムとは 平織りの織物で 絨毯より古い歴史を持っています。

もともと遊牧民が移動しながら織り上げたもので

地方によって柄も違い、 祈りを込めた文様が大半で

天然染料で染め上げた糸で織られたキリムは 

今やインテリア雑誌には 必ず登場するようになってきました。

(詳しくは キリムの展示会の際のブログにて記載予定)

グランドバザールや 観光地などで見かけるキリムは

結構 びっくりするような高いプライスがついていて

このようなアンティークや オールドのキリムの絶品には

なかなか巡り合えないので とても貴重な体験でしたが 

これを 1日中立てこもり 3日も4日もかけて選ぶというのだから

私は1日目でリタイア。

翌日は 1人で イスタンブールを堪能!

ということで・・・

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『トルコタイルはさかのぼること9世紀辺りから。 特にブルーが代表的。 中央は 邪気を跳ね返すという目をかたどったお守りでガラス製。いたることで店先に吊り下げられていた・・・』

ブルーモスク、アヤソフィア、地下宮殿といろいろまわり、

街角で ケバブを買って食べ歩きながら

動物園までもブラブラ行ってみた。

トプカプ宮殿では オスマントルコ時代のスルタン(国王)の秘宝の数々に

かなり ハマりにハマってしまい

当時貸し出し中のため見れなかった展示物が

数年先 日本に来ていた時には 東京と京都の美術館にも出掛けたほど。

おもちゃ箱をひっくり返したようなグランドバザールは 

巨大な市場で 迷路になっていて1日ではとても回りきれず

結局翌日も・・。

スパイスの香りが漂うエジプシャンバザール。

たくさんのスパイスの山々。

これがエジプトの香りなのか~!と思いを馳せ

周りを見渡すと 濃いめの顔のトルコ男性の波 波 波・・。

ざっと見渡しても 女性はこの私だけ・・・

さすがのイケメン好きでも もうお腹いっぱい!?

お店屋さんのスタッフもほとんど男性で

女性は いつ外出しているの?と とっても不思議でたまらない・・。

出たがり屋のこの私 とても住めそうにもない。

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『かわいいランプ屋さんで 天井から数百個ぶら下がっている中から選んだランプ 』

アジア側と ヨーロッパ側をつなぐ ガラタ橋まで歩くと

急に視界が開け ボスフォラス海峡が 目の前に・・・。

ああ 名物の鯖サンド食べなくっちゃ!

振り返ると モスクの尖塔が あちらこちらに見えて

自分の立っている場所は あのオリエント急行の終着駅・・・・。

気分は最高潮に~!

ニッポン大好きなトルコの人々。

親日国だけあって いい思い出ばかり。 

それでは なぜトルコが親日国なのか ワンポイントレッスン!!

この話は ご存知の方がたくさんいらっしゃいますが・・・

1887年に日本の皇族がオスマン帝国(現トルコ)を訪問したのを受けて

1890年6月、初のトルコ使節団を乗せたエルトゥールル号は横浜港に入港。

3ヵ月後、両国の友好を深めたあと、

エルトゥールル号は日本を離れる際、台風に遭い

和歌山県の串本沖で沈没してしまったのです。

この時、乗組員中600人近くが死亡。約70人は地元民に救助され手厚い看護を受け、

その後、日本の船で無事トルコに帰国。

当時日本国内では 犠牲者と遺族への義援金も集められ、

遭難現場付近の岬と 地中海に面するトルコ南岸の 双方に慰霊碑が建てられた。

このことはトルコの歴史教科書にも掲載されているのです。

日本が国連に加盟できたのもトルコの後押しがあったことも忘れてはならない事実。

なので 日本人と聞けば

重~い荷物を ポーターのように持って歩いてついて来てくれるわ、

国際電話がかけれる公衆電話がどこかと尋ねれば、

自分のお店をほったらかして 一緒に探してくれるわ、

街を歩けば チャイの嵐で いたるところで振舞ってくれ

偶然入った陶器屋では 自分の友達にも紹介したいと 兵役時代の友達を呼び出すわで・・・。

先人の日本人より 恩恵を受けたトルコ滞在期間でした・・・。  

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 『天秤座の私。どんどん店の奥に入り込み 根性で見つけてゲット! 』 

夜には 仕入先のキリム屋のオーナーから

映画のロケ真っ最中の海辺のレストランで 

イスラム圏ならではの おもてなしのラム肉尽くしディナーを御馳走になり 

ラムが苦手な私は 泣きたい思いで口に押し込むこと数十回・・・・・。

そうそう これも知っていました~?

トルコ料理は 世界三大料理のうちのひとつだということ。

知るとびっくり、 トルコという国!!!

帰国後 楽天ショップのブログにて 

さらにレアな情報もアップされることと思います。

乞うご期待!!!

秀逸のオールドキリムが どんどん少なくなってきた今日この頃、

その中で キラリと光る素敵なキリムを選んできてくれることを期待して・・・

今回仕入れのキリムは

次回のキリム展にて展示いたしますので

ぜひ お楽しみに!!!

キリムは デジャヴの「キリムギャラリー」のサイトでご紹介しております。

      ↓

http://www.dejavu-kilim.com/

ぜひこのあと 覗いてみてください!

たちまちキリムの虜になること 間違いなし!












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