伊勢の旅 (聖地めぐり編)


 

ゆうべ

7時間走行の長旅を終え 無事帰宅。

 

高速道路に ガソリン代と高速代 ばらまいてきた。。。

結構な金額になり お~ イタタッ。

 

しかし 私と 愛車MINIちゃん よう頑張った!

2人(?)が 元気なうちに いろいろ出かけなければ。。。

 

今日もご来店くださったお客さま。

ご夫婦で 車で蓼科までお出かけになられたとか。。。

 

ご主人が あそこに行こう ここに行こうと  誘ってこられるそうで

奥さんであるこのお客さま

「え~? また行くの~?」と 多少めんどくさそう。。

 

羨ましいお話ですよね。

お土産いただき ありがとう!!

    信州 よかった~と 何度もおっしゃってました。

 

 

さて

夜11時に帰宅後

今回 お参りした神社を振り返り

熱の冷めないうちに またまた復習。

 

ほんと深いわ 伊勢神宮。

 

これから参拝される方

絶対 お勉強していかれることを オススメいたします。

 

そして

先ほど お客様からのメールで

  伊勢の続きのブログアップまだ~??? と請求あり!

 

 はいはい、ぐあんばって アップに励みます~!!

 

 

 

今回のお参り まず最初に米子を出発し

一路 元伊勢と言われている 瀧原宮(たきはらのみや)を目指す。。。

 

 

 

伊勢道を南下した後 

    紀勢自動車道に。

そのあと インターを降りてから

熊野街道を走るんですが

ところどころに 熊野古道の道しるべ。

 

ああ ここから 熊野大社に続くんだと思うと またまたロマンが広がる。

 

約2000年前の天皇の皇女 倭姫(やまとひめ)が 

アマテラスさまをお祀りする場所を求めて

各地を巡られ

現在の五十鈴川のたもとに。

 

それ以前に

アマテラスさまを祀られていた場所というのが 

この瀧原宮(たきのはらみや)と言われてます。

 

 伊勢以外にも 全国 このような神社があるそうですので

今後 訪ねていきたいな。。

 

 

 しかし ここまで来るのに

案内板もなにも 見つからない。

道の駅に飛び込んで お店の人に聞いてやっとわかった。

道の駅フェチの私

せっかくだからと

原木しいたけ 万願寺とうがらし 生姜などの野菜を購入。

 

ここまで来て ふつう買う~??? (いやいや 私は買う~!)

 

小さな駐車場に 社務所もひっそり。。。。

こんな遠くまで お伊勢参りする人は

よほど信仰心が篤いか

    はたまた パワースポットめぐりに精を出してる人。。

 

なが~く続く参道には 誰一人歩いていない。

  いいぞ~ ひとりじめ!!

 

現在の 内宮のつくりと 似ていると言われ

  「ミニ内宮」 とも。。

 

参道から 右下に向かって 石段があり

御手洗場(みたらしば)があるのは そっくり。

 

 

 

ここで 手を洗い 口を清める。

 

こんなに澄んでいるんです。

 

 

そして ペットボトルに水をくみ

石段を上がろうとしたら

ニョロニョロと おヘビ様が お出まし。

 

神様のお使いだと思えば ヘビも怖くない。。。。

 

そして また参道に戻り歩き出す。

そしてやっと 神殿が。。

 

私たち 島根県人は 「大社造り」を見て育ったせいか

一番最初に目にしたときは この 「唯一神明造り」 びっくりした。

 

 

 

とってもシンプル。

伊勢神宮の神殿は すべてこの形。

 

京都など 華美な神社も多い中

観光地ゆえに 商売っ気出したりしているところも ちらほら。。

 

「鳴くよ (794年) ウグイス平安京」 といわれる

それより もっともっと はるかかなたの

神話に包まれた伊勢神宮。

 

出雲の国に生まれてきた私たちのまわりも

誇るべき神社がたくさん。 (スタバないけど。。)

 

京都と比べる方が ナンセンス~。

 

伊勢神宮は この敷石が 必ずどこにも敷かれていて

 

 

 神殿の正面は 必ず 白い色。

 地元 宮川の河原の石だと聞いています。

 

 

 

 ピンヒールや かかとのある靴は避けられた方がいいと思いますよ。

 

誰にも会わず 1人っきりで

 参拝できるこの幸せ。

 

ここの 瀧原宮は とても優しい気に満ち溢れてました。

なんと言ったらいいんだろう。。

 

やはり アマテラス様が 祀られているので

   内宮のご正宮と一緒で

     穏やかに包み込んでくださるという感じ。

 

この日 ホテルの布団に入って ここを思い出した時

  涙が出てきたくらい。。

 

全部で 4つの社殿に 5つの神社が祀られてますので

参拝の順序があるので お間違えの無いように。。

 

このあと 多岐原神社 (たきはらじんじゃ)に。

 

ここも 伊勢神宮 (皇大神宮)の 摂社です。

 

ここは

倭姫(やまとひめ)が 聖地を求めて宮川をさかのぼってこられた時に

お迎えされた地元の神社。

その宮川は 不思議なエメラルドグリーンの色をした川でした。

 

ここも 案内板がなく 駐車場もないので

最初は行き過ぎて また戻って。。

 

車が通れない畑の脇を通っていくような感じ。

道の脇には 曼珠沙華。

 

民家は点在しているけど 人の姿などまったく見かけず。。

見つけた方が奇跡に近い。

 

 

社務所もない 小さな小さな神社。

やはりここも お約束

右側は 新御敷地 (しんみしきち)

 

20年に1回  遷宮があって 

神様のお引越し先。

 

その都度 建て替えられ 右と左を交互に。

 

これは 内宮 外宮のご正宮も 別宮も

必ず 伊勢神宮は 隣りに同じ大きさの新御敷地の空き地があります。

建て替えられて

使い終わった資材は 全国の神社で再利用のエコ

 

ほとんど 道端同然の場所に車を停めていたので

お参りしたあと 戻ろうとすると 

「神宮」と書いてある車が ピタッと目の前で停まる。

 

中から 烏帽子姿の神官の方お2人と (萌え~!!!)

大事そうに 木箱をお持ちの男性が。。

 

ご挨拶しながら ちょっと立ち話をさせてもらった。

誰にでも 話しかけるこのオバちゃん。

 

そして 慌ただしく神社に向かって歩いて行かれました。

 

後をついていきたいところだったけど 

   私には まだまだ行かなくてはいけないところがある。

 

  それに わたしの車を移動しなければ 神宮のこの車も停められないし。

 

まあ ここまでよく来たもんだわ。。。。と

再び 高速に乗って いよいよ 伊勢エリアに突入~!!

この紀勢自動車も できたばかりの感じ。

 

そして 伊勢道に戻り 外宮(げくう)を目指す。。

 

ここまで来ると見慣れた風景と 案内板で

どんぴしゃりで 外宮に到着!

 

何回も ブログに画像アップしているので

ちょっと省略しますが

今年1月に お参りした時は まだ工事中だった 「せんぐう館」

 

すでにオープンしていた。

 

勾玉池の中に張り出した お神楽が奉納される奉納舞台。

 

 ☆ この画像 資料から抜粋

 

 

あさっての30日にも 夜 奉納があると 翌日 内宮の衛士さんが教えてくださった。

 

 何度か ご紹介した清盛楠も チラリと見て

参道を進んでいき

外宮のご正宮へ。。。。。

 

こちらは 豊受大御神 (とようけおおみかみ)が 祀られ

 産業 衣食住の神さま。

 

アマテラスさまの お食事を司る神として

内宮鎮座 500年後に

この地に この神さまを迎えられたそうです。

 

よく NHKのドキュメントで

  毎日 朝夕1日 2回の

アマテラス様へのお食事をお供えされるシーンが特集されることありますが

1500年 続いているそうです。

 

そのお供えを 三宝に乗せて 神官の方 3人が

外宮の裏を出入りなさっているお姿を キャッチ!

 

なんだか 感動!

 

 

 実は 目の前で 目撃したんだけど

 

参道で 警備にあたっていらっしゃる衛士の方に

 「写真を写してもいいですか?」 と聞いて

  バッグの中から カメラを探しているうちに

   遠のいて行かれたので こんな大きさ。

 

 頭の位置まで 三宝を高く持ち上げて 歩いていらっしゃいました。

 

そして ご正宮。

   正面からの撮影は禁止されています。

 

内宮にお参りする前に こちらを参拝する習わしになってます。

 

いつもは キリッとした気が流れて シャキッとするのですが

  今日は いつもより穏やかな気配。

 

 

そして ご正宮前の

お祓い所の 三つ石で 手をかざし

  ビリビリと感じる。。。

     これは いつものパターン。

 

そして 亀石という 亀の形の石の橋を渡ろうとすると。。

 

   (この石も パワーがあると言われてます。。。)

 

この橋のたもとの池に ホンモノのカメさんが!

 

これは ナイスタイミング~!

  神さまが現れたと その場に居合わせた方と盛り上がる~!

 

その亀石を 渡って

  土宮 風宮 多賀宮へと・・・・。

 

多賀宮は

豊受大御神の 激しい部分の 荒御霊をお祀りしてあり

強いパワーをお持ちです。

 

荒御霊については 今年1月にお参りした時に

詳しく触れていますので

  ご興味ある方は 溯ってご覧くださいね。

 

 

毎回 ご紹介していますので (おんなじこと書いてるわ。。)

 外宮はざっとの紹介で お許しを。。

 

 

さあ これからが 18年ぶりに訪ねる場所。

 ワクワクです。

 

 外宮駐車場を出てから 東へ 東へと向かう。

 20分 車を走らせ 海に突き当たる。。。

 車から降りて 歩くこと数分。

 

 そして いきなり バッとこの場面。

 

 

すぐ近くにあるので まるで 映画のセットのよう。。

 

18年前には 小学生だった息子とお参りしたけど

  雨が降っていて 今回リベンジ。

 

  冬の日の空気の澄んだ早朝には

この夫婦岩の間に ぽっかりと富士山が見えることもあると聞いていたので

 この横の 二見輿玉神社 (ふたみおきたまじんじゃ)の巫女さんに

   ちゃんと確かめるために聞いてみた。

 

見たいなあ ここからの富士山。

 

 

  そして その先に皇居が位置するので

  皇居遥拝所とされているのです。

 

伊勢神宮ーーーー 二見ーーーー 富士山 ーーー 皇居 ーーー 鹿島神宮

 

  レイラインと呼ばれるこのライン。

 

  まだ訪ねてないのは 茨城の鹿島神宮。

   奈良の春日大社とつながりのある神社です。

 

 

このしめ縄は 年に3回 取り換えられるそうで

 この9月に替えられたばかり。

 

大がかりな行事のようで 観光客 地元の方で

さらに賑わうそうです。

 

 

   岩の上の鳥居の横には 鵜(う)が 鎮座!?

 

この時点で 午後4時。

 

今日の一日長かった。

朝 4時に起床。

5時には車に乗り込んだもんね。

 

 この二見輿玉神社は

伊勢神宮の別宮でも摂社でもないけれど

 

普通 伊勢神宮正式参拝は

 まず ご自身のそれぞれの氏神さまにお参りし

  氏神様に祀られているアマテラスさまに 伊勢参りを伝え

  そして この二見の海で 禊(みそぎ)をして清め

  外宮(げくう) そして 内宮 (ないくう)の順序で

  お参りすると言われてます。

 

今日の日程を無事終え

    宿泊予定の 鳥羽のホテルへと

      またまたブーンと車を走らせる。。。

 

    さてさて 美味しい海の幸が待っている~!!!

 

   この続きは 次回にて~!!!

 












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